さようならドラえもん(じゃなくて、ドライヤー)

今朝、約10年間僕の髪を乾かしてくれたドライヤー君が逝きました。「カラカラカラーーーぽっ。」。最後は西部劇でガンマンが銃を撃った後に銃口からの煙をフッと吹くかのような感じの煙と共に。ありがとう、ドライヤー。近所に電気屋さんが無いから、後でコーナンに行って新しいの買うよ。ごめんね、気持ちの切り替えが早くて。
昨日、幼なじみの子と電話で話しました。もう15年くらい会ってません。というのも、僕は超田舎の出身で、大体みんな地元近くの高校に行くんだけれども、僕一人少し難しい高校を狙いすぎて落っこちて(人生第一回目の挫折)、金沢(兼六園とかあるところね)にある高校に行くことになりました。でも、一人だけ街に出てきた感じ。それで中学卒業後に地元を離れて、そのまま大学で東京だったから、あんまり地元にも帰らず、皆との思い出は中学の卒業とともにプッツリと切れてるわけです。僕の頭の中にある同級生は、みんな中学の時のままで時間が止まっている若いままだ(何だか歌詞みたいだな、このフレーズ)で、その幼なじみは実家も歩いて1分くらいで、保育園から中学まで一緒なんだけど、大阪の芸大を出て企業に勤めたりしてから、今はフリーでスタイリストしてると言う。僕は東京から数年前に関西に来たから、そんな子が大阪にいるとは思いませんでした。スタイリストって・・・何だか分からないけどオシャレな響き。とりあえず電話で2人で年商比べ(あくまでも「年商」ベース・笑)したりとか。そう、電話では話してるけど、まだ会ってないので、今度飯でも食おうとか、いや、それよりも人手が足りないから仕事手伝ってくれとかそういう話。フリーランス同士だとこういう話が出来て面白い。確か僕らの同級生は200人くらいいたと思うんだけど、僕はその中で変わってる仕事している方らしい。そのスタイリストの子もそうで、もう一人はダンサーになって東京ディズニーランドで踊ってる人がいたりとか。何かそんな感じらしいです。同級生達は皆、てっきり僕は医者とかになってるかと思ってたらしく、かなりのフェイント。おいおい、文系の大学に行ってる時点で医者は無いだろうことは、分かってるだろう。昨日は昔を色々思い出した。背景は全て中学校の教室。みんなあの時のままだった。みんな元気?僕は適当に元気にやってるよ。